ベトナムの文化と風俗を学ぶ、ダナン博物館

近年オープンした『ダナン博物館』はチャンフー通り沿いの路地奥を進むと見えてきます。
2012年までは展示内容も少なく、ちょっと物足りない様子だったここも、2013年2月時点では大方博物館として体を成してきました。

ホーチミンにある博物館と言えば、ほとんどはホー・チ・ミン氏の歴史だったりベトナム戦争の歴史だったりです。
それではちょっと飽きてきちゃいますし、ベトナム人の文化をむしろもっと知りたいと思う方もいるかと思います。

ダナン博物館はベトナム戦争はもちろんのこと、当時の庶民の生活風景に視点を置いているので、歴史を知らない人でも楽しめるのが特徴です。
ベトナム戦争ばかりだとテンション下がってしまいますので息抜きにこちらは最適ですね。

館内の様子

館内は博物館らしい清潔な装いです。
展示は模型がほとんどなので見て楽しめるのが嬉しいですね。
ベトナム語ができる方ならば、無料でスタッフがガイドしてくれますので頼んでもいいかもしれません。
現在のところ入場料は無料ですので、時間があるときには是非足を運んでいただきたいスポットの1つとなります。
ただし、私の予想では客足が多くなってくると入場料を取るようになります。
無料入場はいいところ2013年いっぱいではないでしょうか。

ベトナムはバイク天国

ベトナムに降り立った方がまず驚くのはそのバイクの量の多さ。
排気ガス対策で現地人はみんなマスクをしているほどですね。

ベトナム人の間では『バイク=ホンダ』となっています。
一昔前までは会社の面接で「ホンダ持ってますか?」と訊かれたくらいです。
これはメーカーのホンダではなく、バイク自体を持っているかどうかという意味です。

ホンダはベトナムにいち早く市場参入したため、現在も良質なバイクを買うならホンダとなっています。
ちなみに下心お持ちの方なら耳にしたことがある『ホンダガール』。
これはバイクに乗っている女性という意味ですね。
余談ですが、ホンダガールは最近ネカマが多いようなので気をつけてください。

展示されているバイクはおそらくベトナム戦争中かその戦後初期のもの。
かなり古びているとは言え、ベトナム人がこれに跨って市場に行く光景が頭に浮かんできます。

昔の薬屋の模型も

こちらは昔の薬屋。
現在でもベトナムでは100メートルおきに薬局があると思えるくらい自営の店がありますね。
昔も今も変わらないのですが、販売方法が少し日本と異なります。

日本のドラッグストアで購入する際はすべて箱買いですが、ベトナムではばら売りが一般的。
例えば風邪薬を買いたい場合は、何日分欲しいのかを伝えます。
その他にもバンドエイドや湿布(ベトナムではホンダと同様『湿布=サロンパス』です)などもばら売りが基本です。
一枚単位で購入できますので、便利と言っちゃあ便利ですね。

忘れてはならないベトナム戦争

とは言うものの、やはり切っても切れない関係にあるのがベトナム戦争です。
ここダナンはアメリカ軍に占領され、早くに基地化されました。

博物館にはベトナム戦争でアメリカ軍が用いた武器や爆弾が多く展示されています。
重火器や手榴弾、投下型爆弾、ロケットランチャー、グレネードランチャーなど当時のアメリカ軍と南ベトナム軍の壮絶な戦いの様子を物語っています。

他にもパネル形式でベトナム戦争中の町並みを写した写真なども多数展示されています。
戦車が通りを走っている様子。
作戦本部。
女性が兵隊の制服を縫っている様子など、日本の現代社会に生きている若者にとっては貴重な展示資料となりますので、是非余すことなくゆっくり見学していってください。

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